こんにちは アキ です
昨日はPOIC研究会主催のセミナーに参加してきました。
今回のテーマは「口は命の入り口・健康の入り口であって、病の入り口になってはならない」をテーマに
午前は研究会会長の米山武義先生による、高齢者の命と心を守る口腔ケア
午後は、当院でも何度も紹介させていただいています…”あいうべ体操”の提唱者、みらいクリニックの今井一彰先生による講演会でした。
一日を通して、とても心に響いたのは、歯科の枠って実はすごく広くて、すごく患者さんに寄り添える仕事が出来るのだと、、、口腔医として関われる未来に希望がもてるものでした。
ただ、虫歯や歯周病を対象にしていく衛生士ではなく、、、、
講演内の言葉を借りれば
「生命を守る、生活を支援する、生きる意欲を引き出す、人生をまっとうするための歯科医療」に私も携わっていきたいと思いました。
たかが歯科治療でしょ?!って思われますよね
でも例えば日本の死亡原因の第三位 肺炎 に関して言えば、口腔ケアをしているしていないでは、肺炎の発生率は半分も違います。それも週1回、衛生士による口腔ケアだけでです。
口がキレイになれば気持ちいいし、口臭軽減!!また口腔の機能訓練により、例えば終末医療にある患者さんなんかでは、少しの変化が本人のQOL(生活の質)を上げたり、介護している家族の心のケアにもつながります。
また、口は消化器官の入り口です。
口でしっかり咀嚼し、嚥下します。
でも最近、間違った使い方をしている方がたくさんいます。
呼吸をするための器官だと…勘違いしていませんか?
呼吸は鼻の役目です。
空気中にはたくさんの細菌やウイルス、ゴミなどが紛れ込んでいます。
それを直接口から吸うと、細菌やウイルスはノドや扁桃に付着し、あばれちゃいます。
鼻から吸うと、鼻毛が細菌やウイルスをキャッチし、さらに鼻腔から咽頭(ノド)に流れる間に加湿され、暖められます。
口を閉じ、ベロをしっかり上あごにつけること→あいうべ体操による筋トレ!!
夜は→口にテープを貼り鼻で息をすることを脳にも覚えさせましょう!!
今回のセミナー、感じるところ心に響くことたくさんありました。
歯科衛生士として、患者さんやご家族の
そしてそして、、、未来の子ども達の、医療費負担をすこしでも解消するために
虫歯や歯周病だけでなく、その方の先にある未来や希望に手を差し伸べてあげられる衛生士になりたいです。
カテゴリー