こんにちは アキです
O原さんに続き、セミナー参加報告します。
副題「食事が変わる、歯肉が変わる、そして生活が変わる」と題して
鶴見大学歯学部教授の花田信弘先生と、管理栄養士の鈴木和子先生(鈴木歯科在籍・食事指導勉強会)ほか
臨床現場からの生の情報・症例を見聞きしてきました。
健康的なお口って何だと思いますか?
むし歯がない、血が出ない、何でも噛める、グラグラしない、、歯並びがキレイ、歯茎がピンク色、口臭がない!なんて答える方もいらっしゃるかと思います。
では、お口に悪いもの・ことって何だと思いますか?
チョコレート、ケーキ、お饅頭、甘いもの、お砂糖、歯磨きしないで寝る…なんて声が聞こえてきそうです
では、何で悪いの?
当然、むし歯になるから とか 歯周病になるから と答える方が多いと思います。
皆さま正解です。
モノにはそれぞれ適量というものがあります。
身体に置き換えるならば、何かの摂りすぎはどこかに支障をきたし、病気になります。
適量を知り、自分でバランスを保てれば予防できます。
むし歯や歯周病も病気です。だから、原因があります。
皆さんは、恐らく原因は先に書いた「甘いもの」「歯磨き」などの答えで良いと思います。
ただ、私たち専門家、医療に携わる人はそれでは少なすぎます。
健康的なお口…虫歯がない、歯周病がない、身体の一部として問題なく機能してる口腔
お口に悪いモノ・こと…清掃不良、生活や食事の乱れ、タバコ、悪い癖(TCH・口呼吸・体癖)、定期健診をしない
何で悪い…細菌バランスが崩れ、むし歯や歯周病になる、口腔の役割を果たせなくなる、全身疾患に影響を与える
日頃、私たちが相手にしているのは、歯ではありません。人や細菌を相手にしています。
人の健康を考え、細菌のバランスを考えます。
健康的な食生活、生活習慣はダイレクトに身体に還り、そしてお口にも影響を与えます。
皆さまの健康をサポートしヒントをあげられるよう、これからも勉強していきますね。
P,S
今回のセミナーで、鈴木和子先生も何度もおっしゃっていましたが、
「まず出来るところから、簡単なところから、」始めていこうと思います。
そして忘れてはいけない、
まずは第一に炎症のコントロールと患者さんとの信頼関係が大事です。
それから、生活や食事を見直していこうと思います。
カテゴリー