サトーです
日曜日に、OHCセミナーの第3回目に出席しました。
はじめてのことばかりで、ドキドキでしたがあっという間の時間でした。
始めに、和洋女子大学の柳沢先生から「日常の食生活における咀嚼のススメ」
というテーマに基づいたお話を聞きました。
私が、興味深く感じたことをいくつか…ご紹介したいと思います。
嫌いなものをなかなか飲み込めない経験は、お子さんは、もちろん
ほとんどの方があることと思いますが、ちゃんと理由がありました。
脳が、嫌いなもの=いらないものと判断して 唾液の分泌や胃での消化液の分泌を下げるそうです。
それは、体に危険なもの(腐っていたり、毒だったり)を摂取しないために。
唾液の分泌が、下がると噛んでも噛んでも飲み込めない、
お茶や水でゴックン……
つまり、お子さんに無理に食べさせたとしても、逆効果になるということです。
では、無理しないためには、
離乳食~幼児期に移行する頃が、肝心なようですが、
これは、個人差もあるので一概に言えませんが、やはり始めは口当たり良く、
甘味やうま味をプラスするのも一つの方法なようです。
噛むことの大切さは、皆さんご存じかと思いますが、
どのように実践していくか~
実際に、次は、調理実習です。
お料理教室のように、グループになって調理をし、ご飯と玄米ご飯の噛む回数の比較実験もしました。
モグモグ…回数を数えるとなると 若干?いや、かなりかみました。
それでも、グループの中では、一番少なく…
普段の早食いを1人反省しました。
先生のお話でも噛むことによって、食べ過ぎないための大切な食習慣で、
100歳の元気な方は、家族と同じ普通の食事を食べて いるということでした。
今回は、全部がかむかむクッキングという名のとおりだったので、半分くらいでお腹がいっぱいになりました。
満腹中枢刺激されダイエット?にも効果ありかも。
調理のポイントは、
野菜を大きめに切ったり、煮汁を少なくする、加熱し過ぎない、
素材の味をいかして調味料を少なめに…乾物を使うのもGOOD!
切り干し大根を水で戻して~豚肉と炒めて頂きました。
かなり歯ごたえがありますが美味しいです。
家庭で作るには、全メニューを、かみかみ…は、顎も疲れるし、大変なので
栄養素をバランスよくとるのと同じようにいろんな食感を組み合わせて
噛みごたえのバランスを考えて 食事の用意をしてみては?と。
かみごたえを表に表したものを、見て 今食べている食事をランク分けしてみると
わかりやすいです。
(こちらは、近日中にまさき歯科でも見れるようお取り寄せ中)
噛む回数を増やすことは、お金はかからない、道具はいらない
ただ「かむ」と意識を、変えるだけ!で、健康に生活できる方法…ということを
改めてわかった1日でした。
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