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津田沼/ 習志野のまさき歯科ブログ

ウェル噛む!

aです。
先日、カムカムクッキング(噛む回数が増える料理)でおなじみ、
田沼敦子先生のセミナーに行ってきました。
お題は、「噛む、食べる、生きる」。
生きるためには食べなければいけない。
食べるためには噛まなくてはいけない。
この「噛む」というところがとても重要なのです。
噛む効用の覚え方で、
「ひみこのはがいーぜ」という言葉があります。
ひ:肥満を防ぐ
  よく噛むことで満腹中枢が刺激され、食べ過ぎを防いでくれます。 
み:味覚の発達
  口の中にある味蕾という味を感じるところが発達します。
こ:言葉の発音がはっきり
  口を閉じてモグモグ噛むことで口の周りの筋肉や舌の筋肉が発達します。
の:脳の発達
  噛むことは脳の発育に直結します。
  ネズミを使った実験で、
  しっかり噛まないと食べられない硬いエサと
  ドロドロの噛まなくても食べられるエサを
  それぞれ与え続け、エサをゴールとした迷路に入れると
  硬いエサを与えたネズミの方が必ず先にゴールするそうです。
  
  よく噛んでエサを食べたネズミの方が脳が発達したためです。
  これは人間にも言えることです。
  この話はインパクトありました。
は:歯の病気の予防
  これは噛むことによって唾液(つば)が分泌されるためです。
  唾液には優秀な抗菌、消化作用があります。
  また、歯の再石灰化を促し、ムシ歯を防いでくれます。
が:ガンの予防
  唾液の消毒作用によるためです。
  タバコのヤニや食品添加物などの刺激をやわらげてくれます。
い:胃腸の働きを促進
  よく噛むことで消化しやすいドロドロの状態になり
  さらに唾液の消化酵素の働きの効果もあります。
ぜ:全身の体力向上と全力投球
いかがでしょうか?
唾液の恩恵は絶大です。
よく噛むと唾液が増えます。
さらに脳の発育まで関わってくるのです。
是非この「ひみこのはがいーぜ」を覚えて
普段何気なく行っている「噛む」という行為を
意識してみてはいかがでしょうか?
  
  

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